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2016.02.08

〇〇患者の1例

こんにちは、院長の栗木安弘です。
先週土曜日、皮膚科地方学会がありました。
大阪地方会
私も発表いたしましたが、やはり普段の栄養の会とは異なり、皮膚科の先生方の前ではとても緊張しました。

学会発表前にはいろいろな先生方の発表を拝聴いたしましたが、
私のように日常診療での工夫といった内容ではなく、
多くは、珍しい疾患、難渋した症例など、
“〇〇という1例”という内容ばかりが多くみられました。

こうした内容が多いのは、発表されている先生方が
稀な疾患や治療が難しい疾患の集まる大学病院や一般病院に勤務されているため仕方がないかもしれませんが、
毎回、診断がどうとか、組織像がどうとか、治療や術式がどうとか、統計や割合がどのくらい、
といった議論ばかりで、「病気しか対象にしていないなぁ」という印象も受けました。

本来は“〇〇になった患者さんの1例”として
病気ではなく病人あるいは、
病気になった背景(おもに栄養代謝障害)に着目した内容や議論も行ってほしいと思いました。

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