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2016.12.19

栄養で保湿

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚の70%を占めるコラーゲンをスムーズに合成させることが皮膚をよくするためのポイントです。
コラーゲンは上皮組織の足場となり、上皮組織の分化に関わる信号を送っているとされています。
皮膚ではありませんが、
筋肉細胞をシャーレにいれても増殖はせず、コラーゲン添加のシャーレでは増殖するように、
つまりコラーゲンという足場がなければ、皮膚(表皮)、粘膜、骨、歯、爪、髪の毛などがうまく作られないということです。
(コラーゲンがなくても増殖するのががん細胞です)

さらにコラーゲン投与により、かゆみ神経の表皮内侵入をさせにくくする成分(セマフォリン3A)の抑制効果の報告もあるため、
コラーゲンは角化異常、乾燥、かゆみを抑える効果があるということです。

直接コラーゲンを摂取していただいても結構ですが、高分子のため腸管や皮膚からはなかなか吸収しにくく、
やはり材料を入れて体内で合成させる方がよいかと思われます。

コラーゲンの材料は、
 タンパク質
 ビタミンC(1日3000mg以上)
 鉄
がメインで、その他は亜鉛、ビタミンAとなります。
乾燥肌、保湿剤をぬっても乾燥する、かゆみがなかなか取れない方は、
一度コラーゲン合成するための栄養素を摂取することをおすすめします。

株式会社MSS オーソモレキュラー研究会 ambrosia 乳酸菌生成エキス アルベックス

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