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2019.01.24

医療と科学

こんにちは、院長の栗木安弘です。

医療というのは、論文や研究といった一応科学的なエビデンスをもとに、
“病気を治す”という大義名分のための、
ある程度のリスクを覚悟した医師特権の合法的行為として考えます。
当然それ以外の行為は自費診療、代替療法や民間療法と言われ、それらに関わる医師は異端者扱いされ、違法行為とみなされる場合もあります。
しかし科学的なエビデンスという割には、どう考えても本来の科学(生化学、生理学、解剖学、免疫学)でない行為もあります。
例えば、鉄欠乏性貧血時に処方される鉄剤は、非ヘム鉄(無機鉄)で、これは胃酸がなければ吸収されません。鉄剤により胃の痛みやむかつきが出た場合、専門医でも胃薬(胃酸抑制剤)を処方します。
つまり、鉄剤+胃薬(胃酸抑制剤)という病名に対する処方は保険適応や治療ガイドラインでは間違いありません。しかし体の代謝から見ればこの組み合わせはあまり効果的ではありません。他にもビタミンB12製剤あるいはカルシウム製剤+胃薬(胃酸抑制剤)も同じパターンですし、SU剤とCa拮抗剤は相反する作用です。
皮膚の機能から言えば、何かを長くぬるということも皮膚常在菌やpHにとっては科学的ではないかもしれません。
論文や研究を重視する医療・医師に対して、栄養療法は本来の科学を重視します。エビデンス中心の学会でこうしたことを唱えれば当然批判や意見がかみ合わないことがしばしばあります。
日々診療をおこなっていますと、栄養療法を併用すれば良くなる可能性がある方は大勢います。病気に対する決められた対応ばかりではなく、栄養と病気の関わりを理解し、サプリメントの有効性も理解していただきたいと思います。

 

 

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