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2015.09.09

血液検査の意味

こんにちは、院長の栗木安弘です。

通常血液検査の項目と言えば、
 GOT、GPTは肝機能
 γGTPはアルコールで上昇
 BUNは腎機能
 ヘモグロビンは貧血
というように臓器別あるいは疾患別に分類され、
99%の医師は、結果の横にある基準値を見て正常か異常かを判断します。

しかし各血液検査項目がどういった生化学的な意味があるのかを理解すれば、また別の見方も出来ます。
例えばGOT、GPTは肝機能ですが、
正式名はアミノ機転移酵素と呼ばれ、おもにアミノ酸代謝の中心的な酵素で、その補酵素はビタミンB6です。
酵素自体がタンパク質で作られていますので、GOT、GPTはタンパク質やビタミンB6の過不足を表します。
またGOT、GPTは肝臓以外に、赤血球にも含まれていますので溶血傾向(別の項目で判断)があれば上昇します。

各検査項目の生化学的背景を理解すれば、
体に起こっている代謝障害を理解することが可能で、
 ①なぜ病気が起こるのか?②どうして治療してもよくならないのか?
というような日常診療のさまざまな疑問の解決策となります。

せっかく痛い思いをして患者さんの命の一部である血液を頂きますので、
基準値だけで良し悪しを決めるのではなく、もっと詳しい体の情報を患者さんに提供しなければなりません。

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