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2016.10.31

コラーゲン合成

こんにちは、院長の栗木安弘です。

コラーゲンの材料は、タンパク質、ビタミンC、鉄
であることは意外と知られていませんし、皮膚科医もご存じの方は多くありません。
私も栄養療法を勉強するまで知りませんでした。

コラーゲンは皮膚の70%を占め、皮膚のハリや弾力性に関わる重要な成分です。
当然少なくなればしわやたるみが目立ってきます。
さらにコラーゲンが少なくなれば、皮膚が薄くなったり、かゆみ神経が表面まで伸びてきますので、
軽微な刺激でかゆみが生じることもよく経験します。
さらに表皮の角化にも影響を与えます。(乾燥肌や角化異常)

とくに頑固なかゆみについては、あれこれぬり薬やかゆみ止めを変えるのではなく、
一度採血で栄養の評価を行い、
タンパク質、鉄、ビタミンCをたくさん摂取する(できればサプリ)ことをおすすめします。

皮膚の中心は一番外側にある表皮として考えられ、
表皮内ケラチノサイトの研究が多いようですが、私自身は真皮コラーゲンが主役だと思っています。

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