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2020.05.13

C1000+B

こんにちは、院長の栗木安弘です。

クリニックで扱っているビタミンCのサプリメントです。
この中にはビタミンCが1000mg入っています。(国で決められた推奨量は100mg)
ビタミンCは、
 皮膚や粘膜や骨のコラーゲン合成
 感染症予防、免疫強化
 活性酸素に対する抗酸化
 がん抑制、便通改善
などの効果が知られています。
皮膚のコラーゲンが健全ならば、かゆみや敏感肌の軽減、乾燥やしわ防止につながります。
サプリメントにはビタミンB群だけでなく、アレルギーやかゆみ抑制効果があるビタミンP(ヘスペリジン←みかんの皮に含まれた成分 )も含まれていますので、頑固なかゆみにもC1000+Bが効果的です。
1日1〜3本が目安ですが、かゆみや便通が気になれば3〜4本くらい一気飲みしています。

2020.05.09

機能性疾患

こんにちは、院長の栗木安弘です。

自動車は、部品を換えても配線を繋いでも、ガソリンがないと動きません。
それと同じで体も栄養がないとうまく働きません。
不足すれば色々な不具合が出てきます。
この状態で生じる疾患を機能性疾患と呼ばれ、慢性疾患、難病、原因不明の疾患で多く認められます。こうした疾患は薬物治療が主体ですが、栄養療法により組織の機能回復を図ることで病態改善も期待できます。
「治らない」「治療法がない」と言ってもそれは薬物や保険適応内のことだけで、この10年弱、栄養療法により奇跡的に回復する方を見たり聞いたりしました。
当然全ての疾患が栄養療法で解決するわけではありませんが、普段の診察で「栄養療法すれば良くなるのになぁ」という方はたくさんおられます。

2020.04.27

ゲーム依存

こんにちは、院長の栗木安弘です。

学生時代からスーファミ、ゲームボーイ、プレステなどゲームは大好きでした。医者になって10年くらいやっていなかった時期もありましたが、自分の子供がゲームをやっているとまたゲーム熱が上がって来てここ数年またやり始めています。
以前はシュミレーションゲームでしたが、最近はオープンワールド(ホラーかステルス系)を好んでしております。

ゲーム依存が社会問題になっており、ゲーム反対という方が多いですが、個人的にはテレビを観るより、集中できるゲームの方が余程頭にはいいと思います。
しかもソフトによっては数週間は遊べますのでお金もあまりかかりません。

ゲームは映画同様、スポーツや冒険や格闘などいろんな意味で擬似体験ができます。
しかし頭だけを使いますので、頭は疲労で運動不足というバランスの悪い状態が起こります。また画面からの光刺激やブルーライトによる目や脳への負担が大きくなります。
自粛で家でゲームをしている方が多いとは思いますが、時間制限だけでなく、
 脳の刺激やストレス:ビタミンB群・C
 目の負担軽減:ビタミンA、ルテイン、亜鉛、DHA
 関節への負担軽減:タンパク質、鉄、ビタミンC、コンドロイチン
 筋肉の衰えや血行不良:タンパク質、ビタミンE、EPA
といった栄養対策もぜひ行って下さい。

 

2020.04.21

ビタミンAと乾燥肌

こんにちは、院長の栗木安弘です。
乾燥肌はビタミンA不足というのはよく知られており、昔の皮膚科の教科書にも掲載されています。しかし実際は保湿はビタミンAではなくヒルドイドばかりですし、乾癬治療でもビタミンA誘導体が保険適応となっていますがほとんど処方されません、
以前、皮膚とビタミンAについて学会発表をしましたが、発表直後フロアから、
「エビデンスがない、思い付きで発表しないように」と注意を受けました。
やはり皮膚科医は栄養にはあまり関心がないようです。

ビタミンAはレバーやニンジンに含まれています。
ニンジンジュースを飲んで皮膚が良くなった方もいます。
またサプリメントでビタミンAを摂取することで乾燥肌や質感が改善した方もいました。
ビタミンAは、「摂り過ぎによる過剰症」「妊娠時には注意」など、誤解の多い栄養素ですが、本来は正しい知識を持って治療に応用できる優れた栄養です。

2020.04.15

処置係

こんにちは、院長の栗木安弘です。

今でもあるかどうか分かりませんが、
私が勤務していた大学病院の皮膚科には処置係という仕事がありました。
診察した先生からの処置を頼まれる係で、傷の消毒処置、変形肥厚した爪の処置や爪切り、魚の目の削り、かゆみ止めの注射、術後の抜糸、皮膚生検、化学療法、光線治療などが仕事です。
こうした仕事は皮膚科の下請けのようなもので、大抵は研修医や2〜3年目くらいの皮膚科医が担当します。私も2〜3年は処置係をやらされていました。
当然偉くなれば処置係は卒業しますが、開業医はそうは言っていられませんので毎日が処置係です。毎日、爪切りや爪削り、巻き爪の部分抜爪、タコや魚の目の処置(写真)、粉瘤切開のどれかをしています。
処置が面倒という皮膚科医もおられますが、治療効果を上げるためには薬を処方するだけでなく、こうした処置を積極的に行う必要もあります。

2020.04.09

感染対策

こんにちは、院長の栗木安弘です。

参考になるかどうか分かりませんが、自身の感染栄養対策をご紹介します。
食事は出来るだけタンパク質を多く摂取します。
サプリメントは、
 NB(ビタミンB群):4〜6個/日
 A10000(ビタミンA):3個/日
 亜鉛ビオ&オーソZn:30mg /日
 ビタミックス:1〜2袋/日
 C1000:1〜3袋/日
 D5000:2個/日
 オリーブ:予防2〜3個/日(発症初期は5〜10個以上/日)
 プレバイオプレックス〜(ラクトフェリン 、免疫グロブリン):1袋/日
その他、DHA、EPA、ナイアシン、マグネシウム、食物繊維など自分では把握できないほどになっています(笑)。飲み過ぎと言われるかもしれませんが、通常の食事だけでは免疫アップは難しいです。あとは栄養とは関係ありませんが、ウイルスを洗い流すために水をまめに飲むようにしています。
今後どうなるか分かりませんが、今のところ元気です。

2020.04.06

木を見て森を見ず

こんにちは、院長の栗木安弘です。

病院に勤務していた頃は、
「皮膚や皮膚の病気のことは、知らないことがないように」
「皮膚に関するどんな質問にも答えられるように」
というモットーで皮膚に関する教科書や論文を読んで、知識ばかりを詰め込んでいました。当時の資料やファイルは今でも自身の宝物になっています。
ただ知識は詰め込んでも、診療の悩みや疑問は解消されませんでした。

栄養療法では、代謝の基本である生化学から始まって、貧血、消化管、肝臓、糖尿病、免疫、がん、循環器など病気と栄養とどのように関わっているかをセミナーやテキストを通して専門的に教えて頂きました。そして“皮膚は内臓(栄養)の鏡”として理解するようになると、診療で悩みや疑問が嘘のように解決していたことを思い出します。
“木を見て森を見ず”という言葉があるように、専門を追求することも必要ですが、時にはや専門分野以外に大きく目を向けることも必要です。

2020.03.24

1分診療

こんにちは、院長の栗木安弘です

皮膚科は他の科に比べて、患部が見えるため、疾患の種類によっては比較的早く診察が終わります。そのため何の説明もなく、ぬり薬を処方して終わりということもあります。
確かに、ぬればよくなるかもしれませんが、患者さんにしてみれば、
「聞きたいことが聞けない」
「検査もしてくれない」
と診療内容に満足されない方もおられます。
先日も「皮膚からみた栄養状態」というテーマでお話致しましたが、その時も参加者からこうした意見や不満をお聞きしました。

私自身は、せっかくクリニックまで足を運んでくださいましたので、いろんな知識を得て帰っていただきたいと思っています。皮膚の病気は原因不明のことが多く、漫然と薬を処方されているケースも少なくありません。しかし皮膚は内臓(栄養)の鏡という観点から見れば、食事や栄養と関わりが深く血液検査やサプリメントが必要になります。
急いでおられる方もいますが、時間の許す限りこうした内容も患者さんと相談
したいと思っています。

2020.03.17

コロナ騒ぎ

こんにちは、院長の栗木安弘です。
毎日「どこどこで何人感染者がいた」「死者数」「休校やイベント自粛」ばかりです。
こんな言い方をすると不謹慎と思われるかもしれませんが、
ただのたちの悪い風邪なのになぜこれほどまでに大騒ぎするのか不思議です。
やはりワクチンや治療薬がない未知のウイルスということと、
SNSでのさまざまな情報や不安を煽るマスコミの影響が大きいかもしれません。

何回も言いますが、コロナウイルスも含めて風邪ウイルスのほとんどは特効薬はありません。さらに付け加えればインフルエンザの薬もウイルスの増殖を抑えるだけ、最終的には自身の免疫力で治ります。
8割は症状が現れず、治っている方も大勢、検査陽性率も50〜70%です。
やるべきことは検査や自粛ではなく、通年通りのインフルエンザ対策です。
何でもそうですが、普段から備えや予防が大切です。

2020.03.10

Fukushima50

こんにちは、院長の栗木安弘です。

映画レビューでは「事実と違う」「美化し過ぎ」」といったコメントがあり評価は低いようですが、原発の知識があまりない私は素直にこの映画は分かりやすく感動的でした。

怒号が飛び交う緊張した作業現場が舞台ですが、
記念写真、所長の関西弁、タバコ休憩、お菓子など、
時折ユーモアと生活感のあるシーンがあってとても良かったです。
また原発職員を演じた役者さんの無精髭の伸び具合で時間経過と作業の大変さが感じられました。
最後に所長が書いた手紙に「おれたちが自然をなめていたという慢心が引き起こした」という言葉は、深く説明はしませんが医療にも通じる問題だなぁと思いました。


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