ブログ

2023.09.30

がんにはなりたくない

こんにちは、院長の栗木安弘です。

がんは昔に比べて2人に1人がなる時代です。
栄養療法によるがん発病率は5%以下とされており、
一般の発症率から考えれば効果的ながん予防対策です。

がんは「早期発見・早期治療」が盛んに謳われておりますが、
私はこの言葉はあまり好きではなく、
歯を磨かずに虫歯を早く見つけて治療するようなものといつも思っています。
がん予防が可能となれば、余計な検査や治療を受けずに済むため医療費の抑制につながります。しかし一方で病院や健診、保険会社は破綻するかもしれません。…難しい問題ですね。
とりあえず、私が栄養療法を長年続けている理由の一つはがん予防です。

2021.01.19

若年者のがん

こんにちは、院長の栗木安弘です。

幸いにもこの年のなってまだがんは発症していませんが、若い年齢でがんを発症している方をみると本当に気の毒に思います。
時々こうした方が、ニキビ、赤み、かゆみ、湿疹、シミなどの皮膚トラブルを訴えて受診されます。大抵はぬり薬を処方して終わりますが、これらも栄養の問題と思っています。

がんの多くは低アルブミンや貧血です。
それだけでも多くの栄養障害がありますが、加えて薬剤の影響等も栄養障害を助長します。
がんの発生や増殖からみれば十分な栄養が必要ですが、標準治療によるがんの大きさや広がり、腫瘍マーカーしか注目されませんし、栄養補給のためのサプリメントも主治医からストップされることも少なくありません。
もちろん栄養療法だけではがんは治りませんが、栄養療法によってがんの予防、治療の副作用や後遺症の軽減、がんがあっても数十年と延命することは可能です。

2017.01.10

がんの勉強

こんにちは、院長の栗木安弘です。

市川海老蔵の奥さんがステージ4の乳がんで闘病されていることは、多くの方はご存じです。
ご自身のブログには、励ましのメッセージや、がんには〇〇がよい、といったコメントなどが多数書かれています。
おそらく海老蔵、奥さんも乳がんや治療についていろいろ勉強されていることですし、
標準治療以外に体に良いとされているケアや処置、サプリメントや健康食品などもたくさん飲んでいるかと思いますが、
やはり、がんそのものの本質を理解して科学的に対応してもらいたいと思っています。

がんの特徴ですが、、
 ①すべてのがん細胞が活動しているわけではない。
   活動しているがん細胞は分裂や転移能が高いですが、ほとんどが休止しています。
   大元のがん細胞(幹細胞)は分裂が遅く、通常の抗がん剤は効かない。
 ②がんのエネルギーはブドウ糖
   通常の細胞より6倍のブドウ糖を取り込んでエネルギーをつくります。
   ブドウ糖利用のために糖新生の亢進させる。(筋肉を利用)
   糖質を減らし筋肉(タンパク質)を維持することが重要。
 ③がんは食事に関係なく、体のタンパク質(アルブミン、ヘモグロビン)を奪って増殖する
   がんの末期は痩せ、貧血が進行します。
   体重減少、低アルブミン、貧血を進行させないことが長く生きられるポイントです。
 ④がんは免疫力を上げること
   骨髄機能を維持(一部の抗がん剤は骨髄機能を抑制します)、腸内環境の改善、笑うこと
 ⑤がんには栄養補給
   多くの方はあれが体にいいから、と勧めますが、とても毎日食べれません。
   こうした場合には良質のサプリメントをおすすめします。
   十分な栄養があれば体力もつきますし、治療の副作用なども軽減されます。
 ⑥がんをやっつけることばかり考えない。
   うまく共存することで、がんがあっても普通に生活や仕事ができることが理想です。

特にがんは、タンパク質、鉄、亜鉛、ビタミンA・C・E・D、EPA、グルタチオン、フコイダンなどが必要でしょうが、
専門家以外の私が言っても納得はされませんが、専門家の多くは標準治療ばかりでサプリメントなどは一切信用しません。
がんになれば誰を信用するかは、どんな治療を選択するかは、最後は自分自身で決めるしかありませんが、個人的にはオーソモレキュラー栄養療法に取り組んでほしいと願っています。

2016.06.27

がんと栄養療法

こんにちは、院長の栗木安弘です。

TVでは某歌舞伎役者の奥さんが乳がんであったり、最近では知っている医師が皮膚がんであったり、
比較的お若い方でもがんを発症することがあるようです。
病院勤務時代も30~40歳代の末期がんの患者さんも入院されていたこともありました。(皮膚がボロボロでした)

がんは早期発見や検診の重要性をよく謳われているようです。
しかし、実際体の隅々まで調べても画像で発見できるがんの大きさは約1g(10億個)といいますので、
それ以下は当然分からないですし、1日約5000個のがん細胞が作られます。(免疫力で排除)

検査で偶然がんが見つかれば切除は可能でしょうが、手術痕や後遺症が残りますし、
切除しにくい部位であったり、入院や手術などで費用や日数もかかります。

虫歯になるまで放っておいて、検診早期治療する方はおられないので、
やはりがんも当然予防を重視することが大切です。
よく言われるのは、抗酸化対策、腸内環境の改善(免疫力アップ)で、
野菜や果物など、あれこれ体によい食べものをテレビ番組などで勧められますが、
食材の栄養価の低下やバラつき、個人の消化吸収力の差など、
食べているものだけで対応するのは難しいかと思われます。

サプリメントを用いた栄養療法でのがん発症率は4%とされており(通常は40%で5人に2人ががん)、
やはりがんの予防には十分な栄養補給による抗酸化・免疫アップだと思われます。

がんと栄養

2016.05.25

がんと慢性炎症

こんにちは、院長の栗木安弘です。

日曜日は品川で「がんと慢性炎症」のセミナーに参加しました。
主に、
 がんと炎症と栄養
 がん治療への栄養療法の取り組み
 慢性炎症と疾患
といった内容で、今まで何回も拝聴していますが、また新しい発見があり今後の診療に活かせる内容でした。

がんと言えば、手術、抗がん剤、放射線治療が3大治療とされており、
がんの臓器別、ステージの種類により、
 手術だけ(どのくらい切除するか)
 手術+抗がん剤(+放射線)
などの細かいメニューが決められています。
私も大学病院時代はこうした標準治療を行っていましたが、
なかには治療を拒否される患者さんもおられ、ひたすら説得していたこともありました。
やはり大きな病院では決められた治療を行わないと、
医療訴訟があった場合に医療者に不利になることから、標準治療に従わざるをえないのかもしれません。
今はどうか知りませんが、
当時は患者さんのためというよりは、医療訴訟に負けないため、医局の方針、など医療者の保身のために行っていたような感じでした。

がんという病名には標準治療でしょうが、このようなセミナーでがんの本質を学ぶようになると、
がんになってる患者さんには栄養状態の改善や免疫・抗酸化アプローチが絶対に必要だと思われます。

2016.03.17

がん患者さん

こんにちは、院長の栗木安弘です。

このところ皮膚の話ばかりなので、少しがんについて述べたいと思います。

外科や内科に比べて皮膚科はがんの患者さんは少ないようですが、大学病院時代は皮膚がんの患者さんの入院、手術、終末期医療をよく経験しました。

こうして目をつぶると、過去に受け持った皮膚がん患者さんの顔が今でも浮かんできますが、
その多くはお亡くなりになっています。
 20歳代で悪性黒色腫発病、全身転移
 鼠蹊部の皮膚がんの手術、腹腔内リンパ節廓清までするも再発転移
 臀部の皮膚がん、人工肛門増設で末期状態
 耳や足底の皮膚がん、切除するも転移。
 手術はうまくいったが急変による死去
 頭皮の血管肉腫、手術するも再発肺転移
など完全切除したにも関わらず、再発転移した症例も大勢あるため、
やはり「がんと戦うな」の理論通り、
がんにはやはり悪性度の低いがんもどき、
発症した時にはすでに転移能力のある悪性がんがあるのではないかと思ってしまいます。

大学病院時代はがんと診断されればステージに基づく術式や治療方針を検討することが当たり前でした。
基本的には、がんから数センチ離して拡大切除・リンパ節廓清。そしてお決まりの抗がん剤の投与が開始されますが、
がんと栄養や免疫に関して知るようになりますと、手術がうまくいくかどうかは、術式だけでなく、
個人の栄養状態や免疫力(骨髄機能)に左右されることは間違いないかと思われます。

2016.01.18

がんと芸能人

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨日のMrサンデーでは、がんで亡くなられたレギュラージャーナリストの追悼番組でした。
亡くなる前の姿は別人と思うほど痩せ細り、杖をついて苦しそうにされていました。

今までいろいろな芸能人ががんで亡くなっていますが、
i井さん、K嶋さんなど亡くなった方はのほとんどが痩せ細っています。
逆にがんを告白しても元気に活動されている方はあまり変わらないご様子です。

このブログで何回もお伝えしていますが、
がんになった場合、がんで亡くなるのではなく、がんに栄養を摂られて、その合併症(+強い治療)で亡くなります。
がんになった芸能人をみれば分かりますが、
延命するためには、できるだけ体重が減らないような栄養管理が必要となります。

がんになった場合、本人の気力や強い意志、家族の支え、も必要ですが、
がんと免疫・栄養代謝といった面も科学的に理解して対応すべきかと思われます。

2015.12.22

がんと栄養療法(

こんにちは、院長の栗木安弘です。

ある意味、栄養療法の目的はがんの予防、再発防止、治療ではないかと思っています。
今年も多くの芸能人ががんになって治療を受けておられましたが、
毎年検診を受けていたにもかかわらずがんを発症したり、
手術しても再発を繰り返したり、手遅れの状態であったり、
術後の後遺症や抗がん剤の副作用で苦しんでいる方もおられるようでした。

私自身がんになったことはありませんが、
もしなった場合には、標準治療を受ける受けないに関わらず、栄養療法は続けます。
世間では、早期発見早期治療が謳われていますが、
できるだけ抗酸化対策、腸内環境改善をおこなうことでがんを予防したいと思っています。

以前のブログでも述べましたが、
がんは糖尿病や高血圧のように慢性疾患であると栄養セミナーで教えていただきました。
「がんと闘うな」ということで最近では放置されるケースもありますが、
早期でも末期でも、出来るだけがんに打ち勝つの栄養状態(タンパク質と貧血の改善)と免疫状態ををよくすることで、
治療による副作用の軽減や、たとえ治療ができない場合でも共存できるかと思います。

がんと栄養

2015.06.25

早期発見早期治療

こんにちは、院長の栗木安弘です。

このところ芸能人ががんで次々お亡くなりになっています。
お昼のワイドショーでは、がんが血液一滴で分かる検査が紹介されており、
がんの早期発見早期治療をしきりに強調されておられましたが、
私はこの言葉はあまり好きではありません。

それよりも、がんを予防することの方がもっと重要だと思います。
しかし現状はこれといった確実な予防策がありません。
(もし病気を確実に予防する方法があれば、病院や保険会社が確実につぶれます)

栄養療法を学ぶと、ある程度のがんの予防は可能かと考えています。
その一つは抗酸化対策で、
細胞にダメージを与えている活性酸素への対策を行うことが、がんをはじめさまざまな病気の予防につながります。
こうしたことも時々TV番組でご紹介されていますが、
やはり、ここでも、
 「○○という野菜は抗酸化作用がある」
 「この食材は抗酸化成分が豊富」
 「適度な運動とバランスのよい食事をしましょう」
といった食事をメインとした指導ばかりで、
サプリメントを用いてたくさん効率よく摂取するといった発想は全くなさそうです。

日本は病気になっても保険が効いて安い手厚い医療が受けられるとお思いでしょうが、
検査、投薬、処置、手術のリスクや後遺症といった体への負担は0%ではありません。
むしろ医療者として医療の内部事情を知れば、
検査や治療を受けるリスクよりは、病気をできるだけ予防することに力を入れたいと思います。

2015.04.22

がんは慢性疾患

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先日、某芸能人ががんで亡くなったことに対して、
出演者の一人が、
 「がんになったら、がんと闘うか、死ぬかしかない」
と言われていましたが、私は共存することも必要だと思いました。

このことは栄養療法のがん講座で学んだことで、
 「がんは慢性疾患」
 「無理やり抑え込むのではなく、悪さをしないようしながら、がんに対抗できる栄養状態を保つこと」
 「がんでも貧血と低タンパクを進行しなければ長く生きられる」
といったお話や、症例を見せて頂いてから、
がんもそれほど怖くない病気だなぁと感じました。
healing cancer

がんの一般的な治療は
①手術 ②抗がん剤 ③放射線治療
であり、こうした苦しい治療を選択し、
がんと闘っている患者さんは賞賛され、
放置を勧めている医師は非難されている風潮のようですが、
がんを糖尿病や高血圧のような慢性疾患として捉え、
栄養状態を良くして免疫力を高め、うまく共存するという選択肢もやはり必要ではないかと思われます。

株式会社MSS オーソモレキュラー研究会 ambrosia 乳酸菌生成エキス アルベックス

MSSダイレクト