ブログ

2024.07.05

皮膚だけでなく

こんにちは、院長の栗木安弘です。

親しい内科の先生は、「皮膚科ってすごいなぁ」と称賛して頂くこともありますが、
私自身は局所対応しかできない皮膚科にコンプレックスを持っています。

褥瘡や熱傷の処置や皮膚手術は形成外科、
膠原病は免疫内科、子供のアトピーは小児科など、皮膚科の出番は少なくなりつつあり、益々塗り薬や美容処置やレーザーといった表面だけの対応となっています。
さらに皮膚科、耳鼻科、眼科はマイナー系と呼ばれ、その中でも皮膚科は内科や外科でも対応可能ですので、皮膚科の地位はマイナーでも最も低いと感じています。

約17年ほど栄養療法を学んでいますが、その多くは体の仕組みや栄養代謝、内臓疾患と栄養の関係についてです。私は内臓疾患の薬物治療は分かりませんが、栄養療法によって内臓の異常を是正することが、皮膚を改善させるポイントと考えています。
6年かけて医学を学んで医師になったからには、シミやニキビだけでなく、もう少し病気の本質を追求した対応をしたいと思っています。

2024.06.19

敏感肌

こんにちは、院長の栗木安弘です。

「私は肌が弱い」と言われる方も少なくありません。
原因は遺伝や体質とお思いですが、多くは栄養障害によるものです。
特に鉄不足ではコラーゲン合成がうまくいかないため、何も出来ていないのにかゆい、軽い刺激によってかゆみを生じたり、外用剤や湿布や化粧品などにかぶれやすくなります。栄養療法を長年されている方では、
「皮膚が丈夫になった」
「かぶれにくくなった」
とおっしゃる方は大勢います。
敏感肌は、保湿の徹底、皮膚への刺激を避けること、かぶれ成分をみつけることばかりですが、丈夫な皮膚やかぶれにくい皮膚を作るという発想を持たないと根本的に解決しないと思います。

2024.06.10

皮膚科学会2024

こんにちは、院長の栗木安弘です。

日本皮膚科学会総会に参加致しました。
2日半の参加でしたがとても学ぶことが多かったです。
ただ治療や研究が最先端で進歩しすぎて着いて行けない部分もありました。
研究や臨床での課題や問題点は、少し体の仕組みや栄養代謝を理解すれば解決する事柄もいくつかありました。
医療は、薬物で抑えたり補ったり、手術や処置で切除したり移植したりすることが基本のようですが、体というのはロボットと異なり自然治癒力や恒常性を備えています。
こうした部分をゆっくり向上させる対策も必要だと改めて思いました。

特別講演で小山薫堂さんが最後におっしゃっていた『便利幸せ』という言葉が印象に残りました。

2024.05.24

アトピーと栄養

こんにちは、院長の栗木安弘です。

6月に開催される皮膚科学会総会で発表します。
アトピー性皮膚炎の治療の進歩は目覚ましく、ここ数年は点滴や注射による炎症やかゆみを抑える治療が主体となっています。
しかし、こうした薬物主体の治療に疑問を持ち、クリニックを受診されるアトピー性皮膚炎の患者さんも少なくありません。
栄養療法によってアトピー性皮膚炎も改善することは間違いありませんが、即効性のある薬と異なり効果が現れるまでは1〜3年くらいかかります。
当然その間にも皮膚はさまざまな刺激で一進一退を繰り返します。(これで栄養療法をやめてしまう方もいます)悪化すれば薬物も使用しますが、今回発表する内容は薬物治療は一切していません。

アトピーという病名治療もよろしいが、体(皮膚)というのは栄養によって新しく作られ自然治癒力が上がることを理解してほしいと思います。

2024.05.15

活性酸素の理解

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法では栄養だけでなく活性酸素についても教えて頂きました。
栄養によって活性酸素の障害を減らすことが、
 病気の進行や予防
 老化を遅らす
 放射能による被曝の軽減
などが可能です。
しかし、医療界では活性酸素と病気との関わりについては、ほとんど関心がなく治療にも応用されなくなっています。今は活性酸素よりももっと細かいサイトカインレベルで病気の解明がなされ、そういった部分にピンポイントに作用する高価な薬剤ばかりが開発されています。
栄養によって活性酸素消去や自然治癒力を上げることができれば、アンチエイジング効果や病気も減らすことも可能です。さらに高額な医療費も抑えられるような気がします。

2024.04.26

サプリメントで健康に

こんにちは、院長の栗木安弘です。

このご時世、このような発想はあまりないと思いますが、私自身はサプリメント飲むようになってから大病もせず、とても健康的に過ごせるようになりました。
もちろん栄養療法に出会う前はサプリメントについては、
「胡散臭いもの」
「効果ない」
「肝臓が悪くなる」
というイメージや、多くの医師がそうであるように「病気は薬でしか治らない」と思っていました。しかし栄養療法を学ぶようになって、栄養の知識やサプリメントは普段の診療には必要不可欠なものとなっています。
今回の小林製薬の事故の真偽は不明ですが、これを機会に改めて栄養療法の正しい理解を深めてほしいと思います。

2024.04.08

皮膚掻痒症

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚掻痒症とは皮膚に何もないのにかゆみがある状態です。
教科書的には乾燥肌が原因とされていますが、それは皮膚掻痒症ではなく乾皮症だといつも思っています。
皮膚掻痒症の原因には薬剤や内臓疾患(糖尿病、透析、悪性腫瘍、血液疾患)もありますが、こうした背景には鉄欠乏性貧血や鉄不足(利用障害も含む)が存在しています。
特に鉄はコラーゲン合成(材料は鉄、ビタミンC、タンパク質)に必要であり、皮膚のコラーゲン不足や劣化(糖化)ではかゆみが容易に出現します。
皮膚がかゆい時は、
 何も皮膚に異常がない皮膚掻痒症
 痒みを伴う皮膚疾患
 痒みを伴わない皮膚疾患+皮膚掻痒症
というややこしい場合があり、各疾患ごとの対応や内臓疾患の精査となりますが、
栄養療法を勉強しますと多くはコラーゲンの改善かと考えます。

2024.03.23

天然クリーム

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚表面には皮脂膜があり皮膚表面からの水分蒸発を防いでいます。
皮脂膜は、
 皮脂から分泌される油
 汗腺から分泌される水
 皮膚に住んでいる善玉菌
によって作られます。
そして油と水も割合は気温や湿度によってベタベタサラサラなど変幻自在に変化します。
しかも抗菌作用も備わっています。
アトピー性皮膚炎では皮脂膜の産生や調整がうまくいかないとされています。
皮膚は保湿することが当たり前のようですが、皮膚の仕組みを理解すると皮膚にはどんな保湿クリームにも敵わない皮脂膜が備わっています。
保湿剤の選び方や使い方も重要ですが、皮脂膜産生も含め皮膚の機能を高めていく対策を皮膚科は考えていかなければなりません。

2024.03.07

皮膚の常識

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法は常識との戦いです。
多くの方は、「皮膚科=塗り薬」
というイメージが強いため、多くの方は塗り薬を求めて皮膚科を受診されます。
そして、塗るのをやめると出てくるという方は後を絶ちません。

皮膚トラブルというのは体内で生じた異常の表れです。
特にアトピー性皮膚炎や蕁麻疹やニキビといった慢性的な皮膚トラブルは内面(栄養代謝障害)から改善する必要があります。しかし、栄養(サプリメント)で皮膚を治療する発想は医師も患者もほとんどありません。(私も以前はそうでした)
炎症や乾燥や抗菌対策には一時的な外用もいいでしょうが、慢性の場合には、食事の改善と栄養療法による抗炎症や皮膚バリア機能の強化となります。
皮膚の変化や血液検査結果を見ると、つくづく皮膚は内臓(栄養)の鏡であると実感します。

2024.03.01

夜明けのすべて

こんにちは、院長の栗木安弘です。

まだ3月ですが今年観た映画では一番よかったです。
PMS(月経前症候群)とパニック障害を持つ男女の交流を描いています。
栄養療法を学んでいますと、こうした疾患はぜひ栄養療法をお勧めしますが、
栄養という体の内面だけでなく、患者さんを取り巻く周囲の環境や人など、
何気ない日常生活に病気を治すヒントがあるような気がしました。(これは医者には無理)
泣ける場面や恋愛や大事件もありませんが、一つ一つのセリフが心に残る映画でした。

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