ブログ

2024.02.22

栄養で根本治療

こんにちは、院長の栗木安弘です。

日曜日は栄養療法を実践している医師の集まりでした。
栄養の講義+症例検討でしたが、15年以上栄養療法を勉強しているにも関わらず、いつも新しい発見や知識があります。改めて栄養療法を勉強し続けてよかったと思いました。
病気というのは薬で治すというのが常識のようです。
しかし実際は症状や検査異常を薬物で調整しているだけです。
もちろんそういった対応も必要ですが、体の栄養代謝を是正して健康な体を作ることが慢性疾患や皮膚疾患の改善につながります。
栄養療法を否定される医師も多く、サプリメントも風当たりは強いようですが、
正しく理解してほしいと思っています。

2024.01.27

定命

こんにちは、院長の栗木安弘です。

難病と言われる疾患も、意外と栄養療法で解決できる場合もあります。
潰瘍性大腸炎で大腸切除をした方がTVで紹介されていましたが、
もっと早い段階で栄養療法に取り組んでおれば、手術しなくてもよかったかもしれません。
同じことは、がんや糖尿病(+合併症)等にも言えることです。
「病気になってよかった」「人生がいい方向に変わった」
と前向きにとらえることも大事ですが、誰しも病気にはなりたくありません。
若くしてがんを発症する方もいれば、病気ばかりでも長生きする方もいます。
なぜ病気になるのかは不明ですが、非科学的に言えば病気は決められた遺伝体質があり、それが寿命(定命)のような気がします。ただその寿命は栄養の力によっても伸ばすことが可能だと思っています。

2023.12.21

栄養療法は治療法

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法はサプリメントを使用することが前提の治療法となります。
栄養障害が病気や不調や皮膚トラブルの原因と考えれば、
「○○という栄養が含まれた食品を」というように、
食事から栄養補給することが一般的な考え方です。
しかし、自然治癒力や生体恒常性(ホメオスターシス)を向上させるには至適量が必要です。
至適量は食事で摂取できる量よりも20〜100倍以上ですので、栄養療法専用に作られた高品質サプリメントの出番となります。そして栄養の評価は、症状だけでなく血液検査で科学的に判断します。
栄養療法は巷はあるお手軽な食事療法や民間療法とは次元の異なる治療法と予防法です。
そのため検査やサプリメント代も含めやはりそれなりのコストがかかります。

2023.10.25

栄養で体質改善

こんにちは、院長の栗木安弘です。

十数年栄養療法をしておりますと、
以前に比べて皮膚も体質も変わっているのが実感します。
栄養療法に出会う前は、
 疲れが酷かった。
 風邪で扁桃腺をよく腫らしていた。
 甘いものを食べるとニキビが必ず出ていた。
 寝つきが悪い、悪夢
 顔のニキビやイボ
という症状がよくありましたが、今はほとんどありません。
体質改善は漢方というイメージですが、体は食事から吸収された栄養により作られます。
つまり、体というのは環境もありますが、
食事内容や消化機能、そして栄養の量によっても左右されます。

2023.08.29

皮膚科での栄養療法

こんにちは、院長の栗木安弘です。

ここ数年は、皮膚科の新しい治療薬が次々開発され、難治とされていた皮膚疾患で有効性が示されています。そのため、食事や栄養の対策ということから皮膚科は益々遠ざかっている気がします。皮膚科というのは、
 即効性のある薬(塗り薬、内服、注射)
 レーザー・美容処置
 原因はアレルギーや乾燥
というのが常識です。
しかしこうした対応や医師の説明に納得されない方もおられ、
栄養療法を見つけてクリニックを受診されることも少なくありません。
「皮膚を内面からよくしたい」
「副作用のない治療」
「根本的に治したい」
「自然治癒力や免疫力を上げたい」
という方はぜひ栄養療法をお勧めします。

2023.08.04

新栄養医学ガイドブック

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法に出会った時は、今みたいに栄養療法の本は多くなく、
溝口先生が書かれた本とこちらの本くらいで、何回も読み返して勉強をしていました。
本書は各栄養素別と疾患別に書かれており、一般の方でも分かりやすい内容となっています。
何度か改訂されており、その都度購入していますが、
以下の文章は変わらず同じで読むたびにいつも考えさせられます。
『「健康で長生きするためには、経済的な裏づけが必要だから」と寝る間も食事する時間も惜しんで一生懸命はたらき続けたりします。あげくにそのストレスや身体への負担から健康を損ない、病気になるという皮肉な結果を招いたりするのです。』
なんか、真面目に生きてる方が病気になる悲しい世の中ですが、その解決策は栄養だと思います。

2023.07.10

栄養療法は素晴らしい

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨日は久しぶりの栄養セミナーでした。
テーマはタンパク質とビタミンB群で、自身も講師として日頃診療で行っている内容をご紹介させて頂きました。
また私以外の講師の先生方や参加された先生方のお話を聞くと栄養療法はまだまだ奥が深いと感じました。
蒸し暑い日でしたが、内容の濃い長い1日でした。
次は皮膚科の学会に向けて発表準備をしたいと思います。

2023.04.17

栄養の勉強会

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先週土曜日は久々の神戸での栄養療法セミナーでした。
参加の多くは兵庫県で栄養療法をされている医師が多く、
私は僭越ながら講師をさせて頂きました。(主に消化吸収とそのサプリについて)
その後は、仲の良い先生方と栄養について楽しく親睦しました。
栄養療法に取り組むきっかけはさまざまですが、
医師は多くは現代医療に疑問や問題意識を抱いておられます。
こうした日々の診療の解決のヒントが栄養によって得られます。
私が出会った数十年前に比べて栄養療法に取り組む医師も多くなりましたが、医学会では栄養を治療に応用する発想はまだまだ乏しいようです。

2023.04.04

研修医

こんにちは、院長の栗木安弘です。

この時期は多くの研修医が就職されます。
私も医者になった頃は、医療に理想を描いていました。
しかし、実際の医療に携わっていきますと、理想とは程遠い現実を突きつけられることばかりです。まぁどんな社会もそうですが「納得できない」「おかしい」ことはいくらでもあります。ただ、ペイペイの医師は他にこれといった医療技術や治療法もありませんので、決められた治療方針に従うしかできませんでした。
特に大学病院は、重症や難病など手に負えない患者さんが多く受診・入院されることが多かったです。そのため、「ガイドラインに沿った標準治療」「徹底したカルテ記載」が中心で、
患者さんのためというよりは医者の保身のための医療という感じが強かったです。
それはそれで得たものはありましたが、治療の危険性や副作用を強調するあまり、患者さんに安心感を与えることがほとんどなかった気がします。
医療は曖昧なことが多く「絶対、大丈夫」「治ります」というのは言えません。
しかし、栄養療法を学ぶようになってから、病気や医療に対する考え方が大きく変わったような気がします。

2023.02.20

口コミ

こんにちは、院長の栗木安弘です。

時々他院の口コミを拝見します。
評価が高いのが大半ですが、低い場合は受付や医者の態度以外に、
「皮膚をあまり見ない」「詳しい説明がない」というコメントが多く見受けられます。
これは、医者が病気の成り立ちをあまり理解されていないだけでなく、医学教育や医療システムにも問題があると思います。

栄養療法ではサプリメントの使い方を学ぶのではなく、栄養の正しい知識や病気の関係を理解していきます。こうした知識を得ると、皮膚は内臓(栄養)の表れであることが日々の診療から大いに実感します。
ただ治療となれば、患者さんが期待するお手軽な塗り薬や保険薬ではなく、
食事やサプリメントを武器にするため時間と手間とお金がかかります。
こうしたことを理解して納得しなければ、
「高いサプリを売り付けられた」と口コミに書かれる可能性もあります。

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