こんにちは、院長の栗木安弘です。
日曜日は品川で開催された分子栄養医学フォーラムに参加しました。
栄養療法を長年されてきた先生方の栄養療法との出会いや未来についてお話しをお聞きしました。講演内容から様々な分野で栄養療法の広がりを感じましたが、皮膚科領域ではまだまだ理解されていないと思いました。
皮膚科は近年、生物学的製剤を含め実に多くの種類の薬が開発されており、治療の選択肢が増えたことで栄養療法に取り組む皮膚科医が少ない理由でもあります。
さらに、「皮膚や皮膚科=栄養」というイメージが医師も患者さんも乏しいことも大きな要因です。
それでも長年栄養療法を学んで来て、皮膚は何かぬるとか、お薬の投与ではなく、栄養療法にて内面を良くすることが皮膚の根本的な治療だと確信しています。参加して学ぶことも多かったですが、一方でこれからやっていかなければならない大きな課題があることも実感した講演会でした。











