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2020.09.19

貧血の評価

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先日、おはよう朝日で鉄欠乏性貧血(以下、貧血)が紹介されていました。
レポーターの女性は、たちくらみ、めまい、頭痛、氷食症など、明らかに貧血症状があるにも関わらず、「ヘモグロビンが14で問題なし」と判断されており、司会の方もなぜ?という感じで放送は終了しておりました。
やはり、貧血は身近な疾患であるにもかかわらず、正しく評価されていないと感じました。

栄養療法では、
 ヘモグロビン、血清鉄、フェリチン(貯蔵鉄)、鉄飽和度、網状赤血球
 UIBC(不飽和鉄結合能)、MCV(平均赤血球容積)、MCHC(平均赤血球血色素濃度)
を一緒に測定して貧血の評価を行います。
検査項目は脱水、溶血、炎症で変動するため、こうした影響も考慮しなければなりません。
貧血の症状は個人差があります。
また、かぶれ、ブツブツした痒み、汗疱、ニキビ、肝斑、口角炎、抜け毛、しもやけ、手荒れ、痛み、爪剥離、二枚爪、ヘルペスといった皮膚症状も貧血が原因です。
貧血(鉄)の正しい理解と対応で多くの症状や疾患の改善が期待できると思います。

2016.01.06

血液を作る。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

血液は骨髄というところで、
ビタミンA、ビタミンB群、鉄、タンパク質から作られるため、
こうした材料が少なければ貧血や血液疾患も発症しやすくなります。
現行の保険診療では、
 貧血に対して鉄剤やビタミン剤の投与、
 大量出血や重症の貧血には輸血、
 血液疾患に関しては化学療法や骨髄移植、
という処置が行われますが、輸血による感染症や拒絶反応、薬の副作用というリスクもあります。
そのため緊急時以外は、足りないから入れるのではなく、
造血に必要な材料を入れてスムーズに血液を作っていくという発想も必要です。

どのような疾患でも、まず貧血をはじめ、血液の状態をよくすることが基本です。
やはり血液が少なければ、薬も栄養も臓器に運べませんし、いくら血管を広げても血流も悪くなります。
さらに血液、血流がなければ、皮膚をつくるための材料も不足し、皮膚が弱くなり、容易に皮膚の異常や変化があらわれます。

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