ブログ

2025.10.17

サプリメントで健康に

こんにちは、院長の栗木安弘です。

こんな常識外れな発想はまずないかと思います。
サプリメントというのは、
「胃腸や肝臓を悪くする」
「効かない、飲まなくてもいい」
というイメージを多くの方がお持ちであり、私も以前は同じでした。
しかし、栄養療法を学んでいくと、ドクターズサプリというものを知るようになりました。こうしたサプリメントは一般の商品と製造や含有量や配合は異なっており、生体機能の向上を目的に設計されています。もちろん、乳幼児や妊婦、肝臓や腎臓が悪い方も投与可能です。私もサプリを10年以上飲み続けていますが、大病もなく健康に過ごさせて頂いております。薬に盲信しサプリメントを頭から否定することは、健康面において非常に損をしていると長年栄養療法を実践して感じています。

2025.09.29

週末

こんにちは、院長の栗木安弘です。

土曜日は名古屋まで出向し、久々に大学時代の友人と会いました。
それぞれ内科と整形外科のベテランで、大学時代の懐かしい思い出話で盛り上がりました。
診療の話題では、やはり原因不明の痛みや痒みなど、さまざまな不定愁訴の患者さんが多くおられるようです。また内科の友人は、皮膚科と言えば「待合室が混んでいる、診察は数分で終了」ということをおっしゃっていたのが印象的で、不定愁訴の改善や皮膚科のイメージを払拭したいという理由で皮膚科で栄養療法を続けていることもお伝えしました。

日曜日は栄養療法の勉強会の講師でしたが、多くの先生方の意見をお聞きして、改めて栄養療法の重要性や必要性を感じるようになりました。
サプリのおかげかあまり疲れも少なく、内容の濃い2日間となりました。

2025.09.05

皮膚科心身治療

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚疾患を精神面から捉えて、カウンセリングや心理アプローチにて皮膚の治療を行うという研究会に初めて参加させて頂きました。当クリニックにも精神疾患を患ったアトピーや皮膚トラブルの方も大勢おられますが、心身アプローチを専門にしたクリニックではそれ以上に酷い方も来られているようです。

精神疾患や心の悩みを抱えている方の多くは、ご自身の思いや気になることを医師に聞いてほしいという方ばかりです。一通り話が終わると満足されて帰られますが、これでは何も解決していません。こうした症例を拝見して、精神面という枠のなかの対応には限界があり、
やはり、「患者さん自身を変えていくしかないなぁ」と改めて感じました。
つまり、栄養療法によって、心身ともに変えていくことが皮膚トラブルの改善にも繋がるかと思いました。

2025.08.19

ビタミン剤

こんにちは、院長の栗木安弘です。
最近、オンライン診療にて保険適応のビタミン剤を美肌目的で、
定期的に自費購入するサイトがあり、インターネット上ではよく宣伝されています。

その中にはビタミンE製剤であるユ○ラ錠も含まれています。しかし、ビタミンE製剤は合成であるため分子構造上、抗酸化作用はほとんど期待できません。ビタミンEは天然タイプがベストですが、こうした内容は栄養療法を学ぶまで私も知りませんでした。

ビタミンEを含めて保険適応のビタミン剤を希望される方はおられますが、実はその多くは約40〜50年前に認可された古臭い処方設計となっており、そもそも食品やヒトの構成成分とは違った合成品であるため本来の効果は期待できないと思われます。
保険適応のビタミン剤=安いサプリメントという感覚をお持ちの方も多いようですが、全く異なりますし、安易に処方する医師の多くは栄養についてあまり分かっていないかと思われます。

2025.08.04

保湿セミナー

こんにちは、
先週土曜日は保湿セミナーでした。
主にヒルドイドに関する詳細な成分や製造、選定療法、使い方といった内容で大変勉強になりました。
ヒルドイドも製造過程においてはジェネリックとは効果も異なるようで、全く同じものでないということです。こうした事柄はサプリメントも同じで、成分だけでなく製造によってもかなり差がありますが、医師の多くはあまり理解されていません。

講演では保湿の重要性や必要性を強調されていましたが、皮膚は保湿するためにあるのではありません。もう少し皮膚の仕組みや役割を理解して、なぜ乾燥肌が続くのかを考えなければ、いつまでもなんでも保湿ばかりとなります。

2025.07.28

皮膚科学会で発表

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨日は大阪で開催された近畿皮膚科集談会で発表しました。
いつも通り、栄養関連の内容で質疑応答はありませんでしたが、気付きと少しは日常診療の役に立ったかと思いました。
それにしても発表者はお若い先生ばかりで、私の息子や娘のような方ばかりでした。
私も研修医の時は、何も分からず嫌々していた発表させられていたこともありましたが、
この年になっても皮膚科学会での発表は緊張します。

2025.07.22

病気の本質

こんにちは、院長の栗木安弘です。

最近は、美容やレーザーを扱う皮膚科ばかりです。
別に美容皮膚科が悪いとは言いません。
優秀な美容皮膚科医もたくさんおられ、今後益々、若者や高級志向の方を対象に美容の需要は増えていくかと思われます。
しかし、皮膚科の役割を考えると、美容ばかりでいいのかと思うところもあります。
表面ばかりの対応や技術を習得することもいいかもしれませんが、
「皮膚科は表面ばかりで内臓は分からない」と思われる意見に私自身、劣等感はあります。
そのため、皮膚を通して体の内側の問題を把握した追求した対応をしたいと思っています。
せっかく医学部で体や病気のことを6年学んできたのですから、シミやしわだけでなく、病気の本質というものを理解するのもいいかもしれません。

2025.06.27

栄養補給ではありません

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法はサプリメント用いて栄養補給することではありません。
また栄養療法で病気を治すことでもありません。
食事では摂取できない多くの栄養を補給することで、体に本来備わっている機能を元に戻したり、向上させる治療法となります。
こうした自然治癒力を期待する栄養の必要量を“至適量”といいます。
日々診療をしておりますと、
「栄養に関しては正しく理解されていなぁ」といつも感じています。
栄養の
摂り過ぎ、サプリメントによる過剰摂取や肝障害を懸念される方が多く、
医療においても批判的で否定的な方ばかりです。
病気は医療行為や薬でしか治らないとお思いの方ばかりですが、
ぜひ栄養の力も理解して頂きたいと思っています。

2025.06.17

抗加齢学会に参加

こんにちは、院長の栗木安弘です。

土曜と日曜は大阪で開催された抗加齢学会に参加しました。
私も僭越ながら発表をさせていただきました。
加齢がテーマですので、ジャンルは幅広く色々な分野の方が参加されていました。
栄養療法も当たり前のように発表されており、
いつも肩身の狭い思いをする皮膚科学会とは随分違っていました。
内容は、ビタミンD、慢性炎症、活性酸素、腸内環境、各種サプリメントなどが多かったようですが、10年以上前に栄養療法で学んだことがようやく注目されてきた感じでした。

2025.05.29

鉄不足はかぶれやすい

こんにちは、院長の栗木安弘です。

なかなか証明しにくいことですが、
日々診療をしていますと、
鉄不足の方は皮膚が弱く、
刺激に対して過敏になりやすいと思っています。
外用剤、化粧品、洗剤、日焼け止め、汗、衣類、髪の毛、紫外線、病原菌など、
さまざまな刺激が加わると、皮膚が赤くかゆみが出てきます。
こうした皮膚トラブルの方は、
「私、肌が弱い」
とおっしゃって、諦めている女性は特に多いと思います。
しかし、皮膚の弱さは体質ではなく鉄不足ですので、
鉄の正しい評価とヘム鉄を含めた栄養対策をきちんと行えば、
美しい丈夫な皮膚になると思います。

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