ブログ

2016.05.09

同窓会

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先週土曜日は約30年ぶりの同窓会でした。(とは言っても3人だけですが…)
高校時代の友人は約30年経っても、
風貌はそれほど大きく変わっておらず、大病もなく元気にされていたので安心しました。

普段は医師ばかりの集まりが多く、話題は医学的なことばかりですが、
こうした職種の異なる友人の仕事や職場の苦労話も大いに参考になります。

また今回は私が皮膚科医であるということから、皮膚科クリニックの受診話も聞かせていただきました。
やはり皮膚科は、
 いつでも混んでいる
 診察が早い(すぐ終わる)
 説明はあまりない、外用のみ
という患者さんの立場から厳しい意見を聴くこともできました。
こうしたあまりよろしくないイメージをできるだけ払しょく・改善するため、
体の内面(栄養)を重視した皮膚科診療を一層心がけようと思いました。

2016.04.11

触診

こんにちは、院長の栗木安弘です。

今のお若い皮膚科の先生はされるかどうか分かりませんが、
私は診察時には皮膚の状態を詳しく診るだけでなく患部を触るようにしています。

触ることで、
 皮膚の凹凸、皮膚の硬さ、しなやかさ
 浮腫み、血管の怒張
 ブツブツ、ザラザラ
 冷たさ、熱感、触ることの痛み、圧痛
などさまざまな皮膚の情報が分かります。

医療は病気を診断するためにいろいろな検査機器を用いますが、
栄養療法を学ぶと、皮膚や髪の毛や爪、顔色や体格や体型や訴えや話し方・話の内容など、
目に見える症状や変化から病気だけでなく、
皮膚および内臓の栄養障害を把握できますし、何かの内臓疾患も発見できることもあります。

患者さんから発信される情報にすべて意味があることを理解すれば、
より一層患者さんの話をよく聞くことが出来ますし、より丁寧な診察も心がけるようになります。

2016.03.08

皮膚の根本治療

こんにちは、院長の栗木安弘です。

毎日診療していますと、
皮膚は掻かずに、何かをぬったり、保湿をすることが皮膚にとって最善の治療やケアだと思われている方が多いようです。
かゆみというつらい症状や目に見える皮膚の異常を早くなんとかしたいという気持ちもあって、
ぬることで薬や栄養成分を皮膚から早く吸収させようとしますが、
皮膚は外側から内側に入っていくのではなく、内側から外側に向かって一方通行に代謝します。(図)

そのため、いくら外側からぬって何かを入れようとしても多少は吸収して効果があるかもしれませんが、
川の流れに逆らって移動するのと同じで、長く続けるにはやはり無理があるようです。

皮膚科医の多くは、
 「ぬり薬をうまく使おう」
 「ステロイド外用剤は安全」
 「スキンケア、しっかり保湿」
を強調しておられます。私も一時的に使用するのは良いかと思いますが、
長くぬり続けることは、かぶれ、刺激症状、易感染、皮膚常在菌の変化、血管拡張、皮膚萎縮につながります。

皮膚を根本的によくするためには、本来は皮膚が必要としている栄養成分を内側から入れてやることです。
対策としてはサプリメントによる栄養補給ですが、それ以外に、
 適度な運動・マッサージなどで血行をよくする
 貧血の改善(酸素や栄養)
 皮膚に至るまでの経路(消化吸収、肝機能)の改善
 発汗や便通改善により老廃物を出す
などがあげられます。

2016.02.18

介護生活

こんにちは、院長の栗木安弘です。

最近認知症患者さんの介護責任に関する裁判があったり、
認知症患者さんの診察や介護されている家によく往診に行きます。
介護されている家族は食事介助や病院に連れて行くなど、心身共に苦労が多いと思われます。
認知症には予防体操なども勧められていますが、効果も定かではありません。

栄養的に考えれば、
脳も酸素や栄養で養われており、酸素や栄養が少なくなれば脳の機能低下を生じます。
そのための対策として、
脳の酸化や糖化を防ぐために抗酸化対策や糖質の過剰摂取を控える。
脳への血流を確保するため、軽い貧血でもを放置しない。血圧も下げ過ぎない。
脳細胞は糖質(+ケトン体)、脳神経はコレステロールが必要であるため、血糖を下げ過ぎない、コレステロールを下げ過ぎない
といったところでしょう。

こうした栄養障害は加齢によるところもありますが、食事内容、消化吸収力低下(個人差)や、
胃酸抑制剤、血糖降下剤、コレステロール低下薬といった過剰な薬剤の長期服用も要因となります。

病気の原因ははっきりしないことが多いようですが、
やはり日々の食生活や薬の長期服用の積み重ねによる栄養障害も一因と私は考えています。

2016.02.08

〇〇患者の1例

こんにちは、院長の栗木安弘です。
先週土曜日、皮膚科地方学会がありました。
大阪地方会
私も発表いたしましたが、やはり普段の栄養の会とは異なり、皮膚科の先生方の前ではとても緊張しました。

学会発表前にはいろいろな先生方の発表を拝聴いたしましたが、
私のように日常診療での工夫といった内容ではなく、
多くは、珍しい疾患、難渋した症例など、
“〇〇という1例”という内容ばかりが多くみられました。

こうした内容が多いのは、発表されている先生方が
稀な疾患や治療が難しい疾患の集まる大学病院や一般病院に勤務されているため仕方がないかもしれませんが、
毎回、診断がどうとか、組織像がどうとか、治療や術式がどうとか、統計や割合がどのくらい、
といった議論ばかりで、「病気しか対象にしていないなぁ」という印象も受けました。

本来は“〇〇になった患者さんの1例”として
病気ではなく病人あるいは、
病気になった背景(おもに栄養代謝障害)に着目した内容や議論も行ってほしいと思いました。

2016.01.30

高齢者に栄養を。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

クリニックを受診される高齢者も多く、往診でも高齢者をよく診ています。
高齢者には必ず血液検査結果をみて栄養状態の確認をおこない、
不足した栄養に関しての食事指導やサプリメントの摂取をおすすめしています。

健康に気をつけている高齢者は必ず何らかのサプリメントや健康食品を飲んでおられますが、
血液検査結果から判断すれば効果はあまり出ていないという印象があります。

やはり高齢者には出来るだけ口から食べていただけるように、
消化吸収対策と吸収のよいサプリメントをおすすめしています。
こうしたサプリメントを飲んでからは、
 「毎年出ていた手荒れが起こらない」
 「以前よりも元気になった」
 「動けるようになった」
 「風邪をひきにくくなった」
 「白髪が消えた」
 「床ずれがよくなってきた」
という方もおられました。

食事だけでは十分な栄養は摂取できず、高齢者も含めほとんどの方が栄養障害です。
さらに薬物の長期服用も栄養障害を助長させるため、
個人的には薬をあれこれ飲むよりはサプリメントでの栄養補給をおすすめしたいと思います。

2016.01.26

ペンキ屋だけしたくない。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚科クリニックと言えば、
通常の皮膚科診療や手術や光線治療といった保険診療だけでなく、、
レーザー治療や美容処置などを自費診療を取り入れるクリニックが多いようです。

流行っているクリニックや新規クリニックでは、
美容・エステルームを併設したり、何台も美容・レーザ機器を置いているクリニックもあります。
患者さんのためにさまざまな処置を施してあげることは多いによいですが、
私自身は、皮膚疾患の治療にしろ美容目的にしろ、皮膚は内臓の鏡ですので、
皮膚の修繕は体内環境(栄養状態)の改善が必要と思っています。

今までよくならない、よくなったり悪くなったりの繰り返し、ぬり薬ばかりの皮膚科診療に不満を持たれている患者さん、美容処置のトラブルを実感しているからこそ、皮膚に対しては内面からの栄養アプローチが必要と感じています。

医学は専門性が高いので皮膚科も皮膚だけの対応がメインとなりますが、
私自身は医学を学んだものとして、
栄養代謝(生化学)や内臓疾患と栄養や皮膚の関わりを十分理解して内側から対応したいと思っています。

2016.01.15

食が病気をつくる。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

個人的には食は、見た目と味が優先され、
さらに人と人をつなぐコミュニケーションツールであると思っています。

もちろん食事は栄養や体に良い成分も摂取できますが、
それだけでは不十分であること、そして食事内容や食べ方により体によくない影響を及ぼすことは、
栄養療法を学んでこられた方は十分ご存じかと思います。

しかし現状は、テレビやCMではスポンサーの配慮により、
あの食材が体によい、この食品が○〇に効果があるなど、食のよい面ばかりが連日強調され続けています。

食べるというのは他の動植物の生命を奪い、食材に変え、己の生命を維持することですが、
世の中そんな自分の都合の良い話ばかりではなく、食べ続けることで老化進行(しわシミ)や病気(皮膚疾患)もつくります。
例えば、毒や有害成分・重金属の蓄積、食物アレルギー、糖化・酸化、添加物の害などがあげられます。

食のデメリットをできるだけ最小限にして健康でいるためには、やはりサプリメントも必要なのかもしれません。

2015.12.17

パラダイムシフト

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先日、京都で栄養と食とアンチエイジングのセミナーがありました。
講演内ではパラダイムシフトという言葉が出てきましたが、
パラダイムシフトとは、
ある時代・集団を支配する考え方が、非連続的・劇的に変化すること。
社会の規範や価値観が変わること。
パラダイムチェンジ。パラダイム変換。発想の転換。

つまり今までの常識が変わるという意味です。
医療の世界でも時々こうしたパラダイムシフトがあります。
最近では、
 傷は消毒しなくてもいい
 コレステロールは高い方が健康的
 卵の制限はいらない
 糖尿病はカロリー制限ではなく糖質制限(主食を減らす)
 ケトン体は危険ではなく安全
など従来の常識が見直されているようです。

少し突っ込んだところでは、治療=薬、皮膚の治療=ぬり薬
という方程式も、そろそろ見直されてもよいかと個人的には思っています。

2015.11.26

薬疹

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨晩の仰天ニュースはアレルギー特集で、
薬の副作用により全身の皮膚がただれてしまうステーブンス・ジョンソン症候群が紹介されていました。
こうした番組を観るとやはり薬って怖いなぁと改めて思います。

薬は体内での代謝・解毒・排出がうまくできなければ副作用も起こりやすく、
薬の代謝や解毒にはアルブミン、肝におけるチトクローム酵素、抱合などが関わっており、
こうした反応の背景にはタンパク質や鉄やグルタチオンやコンドロイチン硫酸といった栄養素が存在します。
つまり栄養障害がある方は薬の副作用があらわれやすいということです。

番組内では、胃薬(胃酸抑制剤)が原因薬剤だったと述べておられましたが、
多くの医師は胃薬って副作用も少なく軽いという認識しかなく、
胃痛以外に、ステロイドや痛み止め内服、薬剤が多い場合に安易に抱き合わせで処方されることがよくありますが、
番組内で紹介された薬疹をはじめ、長期内服により胃酸分泌が抑制され栄養障害を生じることがよくあります。

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