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2020.05.28

サプリメント調整

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法で用いられるサプリメントは高品質であるため、一般に販売されているサプリメントよりも高額となります。私のような栄養療法が半分趣味のような人間や医療のお世話になりたくない方はたくさん飲みますが、一般的にはサプリメントにそこまでお金をかけられない方がほとんどです。
クリニックでは、
・MSS DUO(Doctors Use Only):より良い健康や病態改善目的としたサプリメント
・Metagenics:消化吸収に特化したサプリメント
・オーソサプリPro:健康維持や予防などの一般向けサプリメント
の3種類のサプリメントを取り揃えており、
改善したい疾患や症状、健康レベルに合わせて、これらを組み合わせてコスト調整しております。飲めるなら最低2〜3種類のサプリメントをお勧めしますが、プロテイン、ビタミンB群、ヘム鉄、ファイトケミカル系だけでも改善を示す方もおられます。
ただ
サプリメントを飲めばよくなるということではなく、まず口腔ケア、よく噛む、食事の見直し(タンパク質、食物繊維、オメガ3油、糖質コントロール、グルテンフリーなど)が重要となります。

2020.05.09

機能性疾患

こんにちは、院長の栗木安弘です。

自動車は、部品を換えても配線を繋いでも、ガソリンがないと動きません。
それと同じで体も栄養がないとうまく働きません。
不足すれば色々な不具合が出てきます。
この状態で生じる疾患を機能性疾患と呼ばれ、慢性疾患、難病、原因不明の疾患で多く認められます。こうした疾患は薬物治療が主体ですが、栄養療法により組織の機能回復を図ることで病態改善も期待できます。
「治らない」「治療法がない」と言ってもそれは薬物や保険適応内のことだけで、この10年弱、栄養療法により奇跡的に回復する方を見たり聞いたりしました。
当然全ての疾患が栄養療法で解決するわけではありませんが、普段の診察で「栄養療法すれば良くなるのになぁ」という方はたくさんおられます。

2020.04.09

感染対策

こんにちは、院長の栗木安弘です。

参考になるかどうか分かりませんが、自身の感染栄養対策をご紹介します。
食事は出来るだけタンパク質を多く摂取します。
サプリメントは、
 NB(ビタミンB群):4〜6個/日
 A10000(ビタミンA):3個/日
 亜鉛ビオ&オーソZn:30mg /日
 ビタミックス:1〜2袋/日
 C1000:1〜3袋/日
 D5000:2個/日
 オリーブ:予防2〜3個/日(発症初期は5〜10個以上/日)
 プレバイオプレックス〜(ラクトフェリン 、免疫グロブリン):1袋/日
その他、DHA、EPA、ナイアシン、マグネシウム、食物繊維など自分では把握できないほどになっています(笑)。飲み過ぎと言われるかもしれませんが、通常の食事だけでは免疫アップは難しいです。あとは栄養とは関係ありませんが、ウイルスを洗い流すために水をまめに飲むようにしています。
今後どうなるか分かりませんが、今のところ元気です。

2020.02.07

私の栄養療法

こんにちは、院長の栗木安弘です。

もうサプリメントを飲み始めて10年以上になります。
最初は「こんなもん効くのか」「栄養の摂りすぎ」
と思っていましたが、今では日常生活では欠かせないものになっています。
サプリメントを選ぶ基準は、直したい症状や病気によって個々で違ってきますが、私自身は病気の予防やアンチエイジングを期待しています。
参考までに現在飲んでいるサプリメントを紹介しますと、
 NB–X:6〜9粒/日
 亜鉛:4〜6粒/日
 ビタミックス・コンプリート:2〜3本/日
 A10000ミセル:3粒/日
 E200ミセル:2〜3粒/日
 D5000ミセル:1〜2粒/日
 コエンザイムQ10ミセル:2〜3粒/日
 uDHA:2〜3粒/日
 オーソサプリオメガR:4〜6粒/日
 ナイアシンアミド:4粒/日
 ノコギリヤシ、カルシウムマグネシウム
 プロテイン:20g /日、ビタミンC:2000mg〜/日
ですが、これでも少ない方かもしれません。
サプリメントの含有量は食事で摂取できる100倍以上で、これだけ摂取すれば過剰症や肝機能障害が心配されますが、全く問題なく元気に過ごしております。
現在は花粉症や感染症に向けて腸内環境を整えるサプリメントを飲んでいます。

2020.01.18

ベストな治療

こんにちは、院長の栗木安弘です。
患者さんには出来るだけベストな治療をしていただきたと思います。
一般的には保険が効く治療がベストだとお思いでしょうが、
栄養療法を理解すると決して保険診療がベストな治療とは限らないことが分かります。

例えば、鉄欠乏性貧血は、通常は保険適応の鉄剤が処方されますが、
鉄の種類や吸収を理解すれば、鉄剤ではなくヘム鉄が効果的だと分かります。
そのためヘム鉄サプリメントをお勧めしますが、
サプリメントについて理解すれば、
 ①市販のヘム鉄は含有量が少ない、表示成分が入っていない。
 ②胃腸で溶解しない。
という商品が多いことから、少々高額でも、含有量の多い、吸収のよいクリニックのヘム鉄サプリメントをお勧めすることになります。このことは鉄剤だけでなくビタミン剤にも共通します。(逆にこうした薬を処方するのは体のことを何も分かっていない)

私のことを、
「高いサプリメントを売りつけている」「サプリメントばかり勧める」
と言われる方もおられます。
確かに保険診療は安くて家計やお財布にはベストです。
しかし体の仕組みを理解すれば、サプリメントの方が体にとってはベストとなります。

2019.11.22

サプリメントの理解

こんにちは、院長の栗木安弘です。

最近セミナー等でサプリメントについていろいろ教えていただきます。
サプリメントは、
 違法な医薬品成分が含まれていたり、
 表示している量が入っていなかったり、
 原材料が粗悪、配合量が少ない、
 胃や腸で解けずに、便からそのまま出て行ったり、
など、効果もなく法令違反の商品が少なくありません。
また海外から安いサプリメントを購入しておられる方もいますが、日本では違法の成分や医薬品成分が含まれていたりします。つまりサプリメントの世界は一応法律はあっても、何でもありのような状態と思われます。
こうした状況から厚生労働省でも注意喚起がなされています。
医薬品等の個人輸入について

医師のほとんどはサプリメントに否定的ですが、栄養療法で使われるサプリメントは市場に出回っている商品とは全く別物であり、子供から大人、妊婦さんにも安全に長期間使用することが可能で、血液検査で栄養状態を評価できる日本製のサプリメントとなります。

2019.10.30

貧血と脂肪肝

こんにちは、院長の栗木安弘です。

病気全体におけるこの2つの疾患が占める割合は非常に大きいですが、
血液検査では正しく診断されていないことがほとんどです。
重症例は容易に診断できますが、
いわゆる隠れ貧血、隠れ脂肪肝が見逃されているケースが多くあります。

血液検査は、脱水、炎症、軽度溶血、栄養障害などの影響で正しい結果が出ません。
このことは多くの医師は理解していません。
ちなみに巨漢のマツコデラックスさんも血液検査は正常ということです。
https://ameblo.jp/healthy-diet-asuka/entry-12258203294.html

こうした影響が栄養療法で取り除かれていくと、見えなかった異常が現れてくることがよくあります。その代表的な疾患が隠れ貧血や隠れ脂肪肝です。

両者に共通しているのは鉄であり、前者は単に鉄不足、後者は鉄代謝異常となり、合併している場合もあるため、その評価はより複雑になります。
両者とも最終的には末梢組織である皮膚が鉄欠乏となり、皮膚のかゆみ、ぶつぶつした湿疹、ニキビ、かぶれ、爪の異常を訴えますが、当然ヘム鉄補給だけでは改善しないこともあります。

 

2019.02.09

サプリメント外来

こんにちは、院長の栗木安弘です。

ぬり薬やレーザー・美容処置中心の皮膚科では、サプリメントは珍しいとは思います。
皮膚も含めて、体というのは日々の食事や栄養でつくられます。
ただし中には、食事で得られる栄養だけでは十分な機能(自然治癒力、恒常性)が保たれない方もおられ、そういった方は、体調不良や不定愁訴、精神疾患、皮膚トラブルを生じます。こうした症状を改善するには効率よく栄養摂取のできるサプリメントが必要となります。
サプリメントについては、
「科学的根拠が乏しい」
「肝臓が悪くなる、取りすぎると蓄積したり過剰症」
「そんなの飲まなくてもいい」
という理由の医師も多いようです。また皮膚科を受診される患者さんの多くは保険適応の薬(ぬり薬)を希望されることがほとんどです。
たかが皮膚されど皮膚です。
皮膚はなにかをぬっておればいいのかもしれませんが、それだけでは満足されない方、よくならない患者さんには、きちんとした説明のうえ、サプリメントを用いた栄養療法をすすめています。

サプリメントは誤解が多いようですが、私自身はもう10年ほどこれで健康に過ごさせていただいています。

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2018.12.12

プラクティカルセミナー

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先週日曜日は品川で今年最後の栄養セミナーがありました。
プラクティカルセミナーという栄養療法の実践的な内容で、ピロリ菌、甲状腺ホルモン、ビタミンD、美容皮膚科、サプリメントの解説など盛りだくさんの内容で非常に勉強になりました。

栄養セミナーに参加するたびに、栄養って大事だなぁと感じます。医療者だけでなく一般の方も、
 栄養代謝に関する基礎知識
 栄養と疾患の関わり
 食事の摂り方
 どのくらいの栄養が必要か
 サプリメントについて
をある程度理解して、食事を変えたり、サプリメントを飲んでいただければ、健康な体、美しい肌、予防効果、治療の手助けや減薬だけでなく、仕事や生き方や社会全体がいい方向に変わって行くような気がします。
医療は新薬や診断治療技術などが進歩し、栄養は野菜中心、バランスのよい食事で人々の健康や予防治療効果を謳っています。しかしどうでしょう? アレルギー、糖尿病、がん、認知症、精神疾患、生活習慣病や国民医療費は年々増えていく一方です。

やはり従来の食事指導というものを見直し、治療には栄養(サプリメント)というものを活用する発想がこれから必要かと思われます。

 

2018.11.14

血液検査の読み方アドバンス

こんにちは、院長の栗木安弘です。

先週日曜日は栄養セミナーで、血液検査の読み方の応用編でした。
血液検査の栄養評価をもっと掘り下げて解釈するという内容で、
何回も参加をしているセミナーですが、今回も新しい発見と忘れていた知識の整理ができて非常によかったです。
しかも今回は一番前の席に座らせていただき、
演者の先生が目の前で、声がよく聞こえたのと、スライドがよく見えたので、少し得した気分でした。

栄養評価の出来る血液検査の読み方は栄養療法を学ぶ医療者にとって基本です。しかし臨床では基準値だけみて、病気があるかないかの判断しかしません。病気はなくても皮膚トラブルをはじめ、さまざまな訴えのある患者さんは非常に多くおられます。
講義を受けながら、
栄養アプローチで改善した症例を見させていただきますと、
薬ばかりだらだら処方する今の医療より、
「これが病気や病人を治すということだなぁ」
と改めて実感しました。

 

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