ブログ

2016.01.30

高齢者に栄養を。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

クリニックを受診される高齢者も多く、往診でも高齢者をよく診ています。
高齢者には必ず血液検査結果をみて栄養状態の確認をおこない、
不足した栄養に関しての食事指導やサプリメントの摂取をおすすめしています。

健康に気をつけている高齢者は必ず何らかのサプリメントや健康食品を飲んでおられますが、
血液検査結果から判断すれば効果はあまり出ていないという印象があります。

やはり高齢者には出来るだけ口から食べていただけるように、
消化吸収対策と吸収のよいサプリメントをおすすめしています。
こうしたサプリメントを飲んでからは、
 「毎年出ていた手荒れが起こらない」
 「以前よりも元気になった」
 「動けるようになった」
 「風邪をひきにくくなった」
 「白髪が消えた」
 「床ずれがよくなってきた」
という方もおられました。

食事だけでは十分な栄養は摂取できず、高齢者も含めほとんどの方が栄養障害です。
さらに薬物の長期服用も栄養障害を助長させるため、
個人的には薬をあれこれ飲むよりはサプリメントでの栄養補給をおすすめしたいと思います。

2016.01.26

ペンキ屋だけしたくない。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚科クリニックと言えば、
通常の皮膚科診療や手術や光線治療といった保険診療だけでなく、、
レーザー治療や美容処置などを自費診療を取り入れるクリニックが多いようです。

流行っているクリニックや新規クリニックでは、
美容・エステルームを併設したり、何台も美容・レーザ機器を置いているクリニックもあります。
患者さんのためにさまざまな処置を施してあげることは多いによいですが、
私自身は、皮膚疾患の治療にしろ美容目的にしろ、皮膚は内臓の鏡ですので、
皮膚の修繕は体内環境(栄養状態)の改善が必要と思っています。

今までよくならない、よくなったり悪くなったりの繰り返し、ぬり薬ばかりの皮膚科診療に不満を持たれている患者さん、美容処置のトラブルを実感しているからこそ、皮膚に対しては内面からの栄養アプローチが必要と感じています。

医学は専門性が高いので皮膚科も皮膚だけの対応がメインとなりますが、
私自身は医学を学んだものとして、
栄養代謝(生化学)や内臓疾患と栄養や皮膚の関わりを十分理解して内側から対応したいと思っています。

2016.01.18

がんと芸能人

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨日のMrサンデーでは、がんで亡くなられたレギュラージャーナリストの追悼番組でした。
亡くなる前の姿は別人と思うほど痩せ細り、杖をついて苦しそうにされていました。

今までいろいろな芸能人ががんで亡くなっていますが、
i井さん、K嶋さんなど亡くなった方はのほとんどが痩せ細っています。
逆にがんを告白しても元気に活動されている方はあまり変わらないご様子です。

このブログで何回もお伝えしていますが、
がんになった場合、がんで亡くなるのではなく、がんに栄養を摂られて、その合併症(+強い治療)で亡くなります。
がんになった芸能人をみれば分かりますが、
延命するためには、できるだけ体重が減らないような栄養管理が必要となります。

がんになった場合、本人の気力や強い意志、家族の支え、も必要ですが、
がんと免疫・栄養代謝といった面も科学的に理解して対応すべきかと思われます。

2016.01.15

食が病気をつくる。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

個人的には食は、見た目と味が優先され、
さらに人と人をつなぐコミュニケーションツールであると思っています。

もちろん食事は栄養や体に良い成分も摂取できますが、
それだけでは不十分であること、そして食事内容や食べ方により体によくない影響を及ぼすことは、
栄養療法を学んでこられた方は十分ご存じかと思います。

しかし現状は、テレビやCMではスポンサーの配慮により、
あの食材が体によい、この食品が○〇に効果があるなど、食のよい面ばかりが連日強調され続けています。

食べるというのは他の動植物の生命を奪い、食材に変え、己の生命を維持することですが、
世の中そんな自分の都合の良い話ばかりではなく、食べ続けることで老化進行(しわシミ)や病気(皮膚疾患)もつくります。
例えば、毒や有害成分・重金属の蓄積、食物アレルギー、糖化・酸化、添加物の害などがあげられます。

食のデメリットをできるだけ最小限にして健康でいるためには、やはりサプリメントも必要なのかもしれません。

2016.01.13

皮膚が教えてくれる。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

皮膚の変化や状態を診るのが皮膚科診療の基本です。
他の先生はあまりされないとは思いますが、
私は専用のルーペを使って、患者さんの皮膚に顔を接近してよく診察していますが、
これも皮膚の変化を詳しく確認するためです。
以前こうした診療で判断が付かなかった皮膚疾患が判明したこともあって、以後このスタイルで診察しています。

皮膚の変化は非常に多彩です。代表的な変化として、
丘疹(ブツブツ)、紅斑(赤い)、亀裂(ひび割れ)、鱗屑(カサカサ)、湿潤(ジクジク)、苔癬化(ゴワゴワ)、色素沈着があります。
こうした変化の組み合わせを診て、アトピーやフケ症やニキビなど診断しますが、
一方で皮膚も内臓の一部であるため、
その変化の背景には必ず体内の栄養障害があることを念頭に置いています。(栄養障害の確認は血液検査)

栄養療法は不足した栄養素をサプリメントで補給をするわけですが、
同時に栄養障害の原因となる食事の乱れ(糖質過剰)以外に、
消化管、肝臓、貧血といった栄養の吸収・代謝・運搬に関わる臓器の栄養改善も必要となります。

病気の診断も重要ですが、
皮膚科医として詳しく皮膚を診ることで、皮膚の変化を体の異常のサインとして捉えて対応したいと思います。

2016.01.06

血液を作る。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

血液は骨髄というところで、
ビタミンA、ビタミンB群、鉄、タンパク質から作られるため、
こうした材料が少なければ貧血や血液疾患も発症しやすくなります。
現行の保険診療では、
 貧血に対して鉄剤やビタミン剤の投与、
 大量出血や重症の貧血には輸血、
 血液疾患に関しては化学療法や骨髄移植、
という処置が行われますが、輸血による感染症や拒絶反応、薬の副作用というリスクもあります。
そのため緊急時以外は、足りないから入れるのではなく、
造血に必要な材料を入れてスムーズに血液を作っていくという発想も必要です。

どのような疾患でも、まず貧血をはじめ、血液の状態をよくすることが基本です。
やはり血液が少なければ、薬も栄養も臓器に運べませんし、いくら血管を広げても血流も悪くなります。
さらに血液、血流がなければ、皮膚をつくるための材料も不足し、皮膚が弱くなり、容易に皮膚の異常や変化があらわれます。

2016.01.04

新年

あけましておめでとうございます。
今年も甲子園栗木皮膚科クリニックをよろしくお願いいたします。

年末は12月28日まで診療をおこない、その後は奈良の実家で年末年始は過ごしておりました。
実家で年末の大掃除やおせち料理の後片付けや洗い物などをしておりましたら、指先がカサカサ、ザラザラになりました。
通常は保湿剤をぬるところですが、あえて何もせず、
サプリメントを飲んで、お風呂で指を温めたりマッサージしたところ2~3日でもとの皮膚にもどりました。

栄養療法をすると、爪や髪の毛の伸びる速度が早いと実感します。
皮膚も同様で、十分な栄養があれば、回復力(自然治癒力)も早いようです。
皮膚に必要なのは十分な血流と栄養だとこの年末年始の経験で改めて実感しました。

2015.12.28

栄養で身体が変わる

こんにちは、院長の栗木安弘です。

栄養療法を知るようになり、
サプリメントを飲み始めてから体の調子はすこぶるよくなりました。

もう7~8年前になりますが、サプリメントを飲み始める前は、
空腹時の胃の痛みが強く、今考えればピロリ感染があり、胃潰瘍か胃炎があったかと思われます。
元々尿酸値が低いガン家系なので、あのまま放置しておれば胃がんになっていた可能性は十分ありました。

またパンやご飯といった糖質やアルコールも多く、タバコも吸っていたこともあって、
歯のトラブルや汚れが目立つなど、よく歯科を受診していました。
ニキビ、粉瘤など皮膚トラブルもよく出来ていました。
「疲れた、疲れた」を連呼、二日酔い、頭痛、羞明、悪夢、扁桃腺腫大にも悩まされていました。

40歳で、タバコをやめて、糖質をできるだけ減らし、タンパク質を多めに摂取、
ピロリ除菌も行い、手のひらいっぱいのサプリメントを飲むようになってからというもの、
花粉症以外(これだけはなかなか)の症状はあまり気にならなくなりました。

栄養療法に出会っていなければ、いろんな不調や病気で悩まされ、薬ばかり飲んで、
肉体的・精神的ストレスを抱え、悶々とした勤務医生活を送っていたに違いありません。

栄養は心身だけでなく生き方まで変えてくれます。
来年もまた多くの方を栄養で変えて行きたいと思います。

2015.12.24

医師が語る栄養学

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨日は、病気を治す立場の医師が「医師が語る栄養学」というタイトルで講演にされるというので心斎橋まで足を運びました。
講演内容としては、
 5大栄養素について
 各栄養素がどのような食材に含まれているのか
 サプリメントの紹介など、一般向けのやさしい内容でしたが、
個人的には医師としてもう少し臨床に結びつけた内容がよかったなぁと感じました。

また医師としては、食事の見直しや食事で足りない部分をマルチサプリメントで補うという発想だけでなく、
 各栄養素が生体にどのように作用するのか?
 栄養素が疾患との関わり
 血液検査の深読みによる栄養評価
 栄養の消化吸収・代謝
 という部分を理解し、テーラーメイドな分子栄養アプローチをすべきだと思いました。

2015.12.22

がんと栄養療法(

こんにちは、院長の栗木安弘です。

ある意味、栄養療法の目的はがんの予防、再発防止、治療ではないかと思っています。
今年も多くの芸能人ががんになって治療を受けておられましたが、
毎年検診を受けていたにもかかわらずがんを発症したり、
手術しても再発を繰り返したり、手遅れの状態であったり、
術後の後遺症や抗がん剤の副作用で苦しんでいる方もおられるようでした。

私自身がんになったことはありませんが、
もしなった場合には、標準治療を受ける受けないに関わらず、栄養療法は続けます。
世間では、早期発見早期治療が謳われていますが、
できるだけ抗酸化対策、腸内環境改善をおこなうことでがんを予防したいと思っています。

以前のブログでも述べましたが、
がんは糖尿病や高血圧のように慢性疾患であると栄養セミナーで教えていただきました。
「がんと闘うな」ということで最近では放置されるケースもありますが、
早期でも末期でも、出来るだけがんに打ち勝つの栄養状態(タンパク質と貧血の改善)と免疫状態ををよくすることで、
治療による副作用の軽減や、たとえ治療ができない場合でも共存できるかと思います。

がんと栄養

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