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2016.09.08

医療のお世話になりたくない。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

誰でもそう思っているでしょう。
そのために薬をきっちり飲んで、定期的に検査や診察を受けておられることが多いようですが、
やはり予防が一番です。

薬しか武器のない医師は、薬を飲んで病気を予防しようとしますが、
薬物という化学物質での予防はそんな都合よく行かず、予想もしない副作用、長期間服用による代謝異常を生じます。

また食事を重視される方もおられるようですが、
体に良いとされる食材や食品はあれもこれも食べられないし、消化の悪い人には胃腸に負担がかかります。
野菜が体によいとされていますが、新鮮な野菜以外はほとんど栄養が抜け落ちております。

医師になって20年以上経って、検査のリスク、薬の副作用、手術の後遺症など苦痛を強いられている患者さんを診ていると、
個人的には医療のお世話にはなりたくないと思っています。

筋トレや運動はしたいけど時間がないため、
とりあえず食事は糖質を減らしタンパク質を多く摂取し、
不足している栄養素はサプリメントでカバー、さらに消化吸収や腸内環境をよくする対策をすることが、
老化の進行を遅らせ、病気の予防につながると考え、毎月高いサプリメント代を払っております。

2016.09.07

コンビニ生活

こんにちは、院長の栗木安弘です。

よくコンビニに行きます。
栄養療法を学ぶようになってから、
できるだけ商品の表示を確認し、タンパク質を意識して摂るようになっています。
以前よく買っていたパンやおにぎりはほとんど買わずに、
代わりに焼き鳥、から揚げ、いか焼き、スルメ、冷しゃぶ、枝豆、豆腐、
ナッツ、ピーナッツ、温泉卵、おでん(牛筋など)ばかりを購入するようになっています。
時々前のお客さんのカゴの中身をみると、
おにぎりやパン、清涼飲料水、たまに野菜が足りないから野菜ジュースなどで気を遣っておられるようですが、
もっとタンパク質を意識して摂取してほしいなぁと感じます。

朝はなかなか食べられないこともありましたが、やはり十分なタンパク質とサプリメントを摂れば、
食後の眠気はすくなく、空腹感もあまりなく、頭の回転がよくなることを常に実感しています。
どこかの舞台俳優が「朝からステーキを食べると公演での発声がよくなる」と言っていたのを思い出します。

2016.09.02

高齢者のかゆみ

こんにちは、院長の栗木安弘です。

かゆみを訴える高齢者はよく受診されます。
通常は乾燥肌が原因と考えられており、かゆみ止めや保湿剤の処方がおこなわれますが、
それでもよくならない頑固なかゆみが続くこともあります。

栄養的に言えば、鉄不足がかゆみの原因となり、高齢者の多くに軽い貧血や鉄不足が認められます。
ただ多くの場合、貯蔵鉄であるフェリチンは測定されませんし、(測定しても基準値が幅広すぎで問題なしと判断される)
Hbが低い場合には軽い貧血ということで放置されているケースが多いようです。

鉄不足は食事以外に薬剤による代謝異常も原因と考えられます。
また、かゆみは薬剤性という場合もありますが、現状では中止や減薬は難しいようです。
(薬の添付文書には必ずかゆみという副作用が記載されている)

主治医からは、
 「血液検査は基準値に入っているから問題なし」
 「治療はうまくいっている」
 「内臓は問題ない」
と言われても、
実際、かゆみが強い、皮膚のトラブルで悩まれている高齢者は大勢おられます。
一発で効くぬり薬を皮膚科に期待されますが、やはり減薬、栄養対策をすすめることが必要です。

2016.08.25

栄養療法希望

こんにちは、院長の栗木安弘です。

最近はクリニックのホームページやオーソモレキュラーのサイトを見て栄養療法を希望される方も増えてきました。
 アトピーをはじめ皮膚トラブルがよくならない
 薬に頼りたくない
 ステロイドはぬりたくない
 何か体に優しい治療をしたい
 自分がどんな栄養が少ないのか知りたい
という方が多いようです。

保険適応のある薬や検査・処置・手術というものは、常に副作用や後遺症というリスクを伴います。
医師は診断・治療のためだから、ある程度の副作用やリスク仕方ないという理由で割り切っていますが、
長年病気や治療で苦しんでいる患者さんが望んでいるのは、
 病気の原因を知りたい
 根本的な治療
 副作用のない治療
 どうしたら予防できるのか
ではないでしょうか。
栄養療法ですべてが解決するとは思いませんが、ある程度はこうした要望に応えられる治療法かと思われます。

2016.08.15

皮膚は訴える

こんにちは、院長の栗木安弘です。

多くの方々は、 
 皮膚に何もなければ正常
 かゆみやブツブツなど皮膚の変化があれば皮膚の病気
と思われていますし、私自身も以前はそうでした。
つまり、皮膚は正常か病気かだけで判断されることが多いようですが、
実際は病名はつかない皮膚の変化や異常はたくさんあります。(皮膚だけではありませんが…)

自分自身の皮膚をジーとご覧なれば分かりますが、
よくみれば、赤味やブツブツやカサカサやかゆみなど、なんらかの変化は誰でもみられます。
その変化は、ごく一部だけの変化であったり、ルーペや顕微鏡でようやく確認される変化もあります。

ほとんどの人が栄養障害だと捉えれば、大なり小なりこうした皮膚の変化が出てくるのは当たり前です。
皮膚科医の役割は皮膚の病名をつけ、適切な外用指導だけでなく、
目を皿のように、あるいはルーペでじっくり拡大して皮膚を観察し、
皮膚が内臓の異常(栄養)を訴えていることを的確に捉えてやることが究極の役割だと考えています。
そのためにも、皮膚だけでなく栄養や食事、内臓疾患、血液検査などの幅広い知識も必要となります。

2016.08.05

膠原病

こんにちは、院長の栗木安弘です。

クリニックにも膠原病の患者さんは時々受診されます。
膠原病とは自己免疫疾患と呼ばれ、自分自身を攻撃する免疫異常疾患です。
慢性関節リウマチ、全身性エリテマトーデス、皮膚筋炎、強皮症、潰瘍性大腸炎など、
難病指定されていることが多いようです。

こうした膠原病の患者さんの多くは、
免疫抑制剤、ステロイド剤、コレステロール低下薬、胃酸抑制剤、抗生剤、骨粗しょう症薬、痛み止めなど、
もうこれ以上飲めないというくらい薬が処方されています。

確かに症状や検査異常を治すのには薬が必要なのは理解できますが、
こうした影響により極度の栄養障害に陥っている方も大勢います。
栄養障害により、
 骨が弱くなる
 皮膚のトラブル
 感染症
 薬の効果が落ちる
 食欲不振
 発がん
などさまざまな合併症、新たな疾患も出やすくなりますが、
とりあえず膠原病の治療やコントロールはうまくいっているということで、医師は疑問を持たれないこともあります。

病気の多くに栄養障害が存在しているにもかかわらず、医師は治療に対する薬物治療を勉強するだけです。
知り合いにSLEの友人がおられ、入院中同じ部屋の患者さんは元気がなかったのに、
自分一人だけ主治医に隠れて栄養療法を行っていたおかげでとても元気だったと言っています。

医療関係者は、
「バランスよい食事で栄養は摂れる」
「病気と栄養は関係ない」
「サプリメントなんて効かない必要ない」
と最初から思わないでぜひ栄養に興味を示してほしいものです。

2016.08.01

食と健康フェスタ

こんにちは、院長の栗木安弘です。

昨日は、岡山県倉敷市で行われた「食と健康フェスタ2016」で、
「皮膚と栄養、皮膚は内臓(栄養)の鏡」というタイトルで約45分ほど講演をさせていただきました。
暑い中、会場まで足を運んでくださった方々、
また会場の設置や準備をしていただきました関係者の方々に厚く御礼を申し上げます。

講演内容は、いつも診療で行っている事柄のご紹介で、
薬(ぬり薬)以外の栄養アプローチを症例を交えてご紹介させていただきました。
講演終了後も多くの方々からご質問を賜り、非常に興味を持っていただき、とてもうれしかったです。

薬(ぬり薬)に頼らない、掻いてもOK、保湿は適当、皮膚には食事の見直しと栄養補給(内側から)
など一般的な皮膚科診療ではないかもしれませんが、
こうしたアプローチも皮膚には必要であり、根本治療だということをもっと知っていただきたいと思っています。

2016.07.28

かゆみとは?

こんにちは、院長の栗木安弘です。

かゆみというのはなくすことは不可能で、ある程度のかゆみは誰にでもあります。

皮膚というのは内外からさまざまな刺激が一番加わる臓器です。
かぶれ物質、汗、衣類、洗剤、石鹸、化粧品、スキンケア商品、髪の毛、ホコリ、ダニ、虫、空気中の有害成分、紫外線、湿度や温度、気圧、微生物、局所の運動、放射能、電磁波、食事、薬物…などあげればきりがありません。

こうした刺激にいちいち反応してかゆみが出ているのであれば、
一生かゆみが継続するはずですが、
出たり出なかったりしているのは、自己でかゆみを抑えているのかもしれません。

つまり、何らかの刺激や接触でかゆみが生じるのではなく、
かゆみを抑える力が低下した場合、かゆみが生じると考えれば、
やはり刺激や接触に負けない丈夫な皮膚を作ることが必要だと思われます。

かゆみだけでなく、がんや感染症をはじめ、病気というのは、昨日今日に生じたものではなく、
自身の治癒力がかなり低下した結果、発症すると考えた方がよいかもしれません。

2016.07.25

一生サプリ

こんにちは、院長の栗木安弘です。

「いつまでサプリメントを飲むのですか」
という質問を時々受けます。
残念ながら食事だけでは十分な栄養は摂取できませんので、
少なくてもいいので、できるなら一生続けてもらいたいと個人的には思っています。

老化の進行を遅くする、病気を予防するために食事で何とかする傾向が強いようで、
 「あの食品が体にいい」
 「この食材が〇〇に効果がある」
 「△△の予防にはこれがいい」
などTVの健康番組で連日強調されていますが、
よく考えれば、同じものばかり食べられませんし、消化吸収力が低下しておれば全て栄養にはなりません。

とりあえずバランスよく摂取することは不足はないかもしれませんが、
細胞や臓器の機能を十分発揮するためには大量の栄養素が必要でサプリメントの力を借りるしかないでしょう。

がんや糖尿病や心筋梗塞など、病気が治った後でも薬の服用や検査や通院は続きます。
個人的には大量の合成薬を飲み続けるよりは、良質のサプリメントを飲み続ける方が体によいですし、
長い目で見ればそちらの方がコスト的に安く済みます。

2016.07.16

ヘム鉄が効かない。

こんにちは、院長の栗木安弘です。

鉄欠乏性貧血あるいはフェリチン低値の鉄欠乏の患者さんには、
副作用の少ない吸収率のよい医療用ヘム鉄をおすすめしていますが、
なかなかフェリチン値が上昇しない患者さんも実際におられます。

ヘム鉄の効果が乏しい場合は、出血や発汗等で鉄が大量に喪失している場合もあるかもしれませんが、
主に消化管に問題があることが多く
 ①胃酸分泌低下、②胃炎、ピロリ菌、③リーキーガット(小腸での炎症や吸収障害)
などがあげられます。
対策としては、胃カメラで胃粘膜の状態を確認、ピロリの除菌、
消化酵素やグルタミンの活用、乳酸菌やラクトフェリンなどをおすすめしています。

栄養障害による影響は皮膚にもあらわれ、特に鉄不足の皮膚の変化としては、
かぶれやすい、かゆみ、ブツブツ(湿疹、ニキビ)、シミ、手足の感覚異常などですが、
やはり栄養障害になった原因(食の乱れや消化吸収)の対処も行わないとサプリメントの効果も乏しいというわけです。

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